
トーマス・グラバーは、スコットランド出身の英国人で、19歳の時に長崎にやってきました。グラバー商会を設立したものの、明治3年に倒産しました。その後、土佐の岩崎弥太郎が社長を務める三菱商会とともに歩み、三菱の相談役でもありました。日本で初めて蒸気機関車を走らせたことでも有名です。
坂本竜馬をはじめ、伊藤博文等、幕末の若い志士たちへの多大な援助を惜しまず、明治以降の日本の経済に大きな影響を与えました。
その性格は、豪胆で情に厚く、使用人の子供にさえお土産を忘れないきめ細やかな愛情の持ち主だったとか。
その息子、倉場富三郎も、トロール漁法で水産界に革命を起こした人物で、21年かけて「グラバー魚譜」を作成した偉人です。